ポケモンカードのデッキには、同じ名前のexカードを最大4枚まで入れることができます。
ポケカには「同名カードはデッキに4枚まで」という基本ルールがあり、exポケモンにもこれが適用されるためです。
この記事では、exカードの枚数制限ルールとデッキ構築時に注意すべきポイントをわかりやすく解説していきます。
Contents
ポケカのデッキにexカードは何枚まで入れられる?
基本ルール:同名カードは4枚まで
ポケカでは、同じカード名のカードはデッキに4枚までしか入れることができません。 これは通常ポケモンもexポケモンも同じルールが適用されます。
たとえば「リザードンex」という名前のカードなら、デッキに入れられるのは最大4枚までです。 5枚以上は入れられないため、デッキ構築時は必ず枚数管理が必要になります。 公式ルールで明確に定められているため、大会や対戦でも必須知識です。
「ex」のカード名の扱いと枚数制限
「ex」というのはカードの強化形態を表すものであり、カード名の一部に含まれます。 つまり「リザードン」と「リザードンex」は、名前が異なるカードとして扱われます。
「リザードンex」はあくまで「リザードンex」という別個のカード名という認識です。 よって、「リザードン」と「リザードンex」をそれぞれ最大4枚ずつデッキに入れることも可能です。 カード名の細かな違いを理解することが重要です。
「ピカチュウ」と「ピカチュウex」は別カード扱い
たとえば「ピカチュウ」と「ピカチュウex」も、名前が微妙に異なります。 この場合、「ピカチュウ」は「ピカチュウ」、「ピカチュウex」は「ピカチュウex」として別カード扱いになります。
そのため、それぞれ4枚ずつ、合計8枚(4+4)をデッキに採用することが可能です。 見た目が似ていても、名前が違えば別扱いになる点を覚えておきましょう。 このルールを理解しておくと、デッキ構築の幅が大きく広がります。
デッキ構築の基本ルールと枚数制限
デッキは60枚ぴったりで構築
ポケカでは、デッキは必ず60枚ちょうどで構築するルールです。 59枚以下でも、61枚以上でも対戦には参加できません。
たとえ1枚だけでも多かったり少なかったりすると、公式ルール違反となります。 exカードをたくさん入れたい場合も、60枚の枠内でバランスを取る必要があります。 枚数管理もデッキ作りの大切なポイントのひとつです。
同名カードの上限は4枚まで
同じ名前のカードは、たとえバージョン違いでも最大4枚までしか入れることができません。 これはポケモンカード、サポート、グッズ、スタジアム、すべてに共通するルールです。
たとえば、絵柄違いの「マリィ」カードでも、名前が「マリィ」なら4枚までです。 デッキを作る際は、名前が同じかどうかを必ずチェックしましょう。 見た目だけで判断せず、正式なカード名で管理することが重要です。
基本エネルギーは無制限、特殊エネルギーは4枚まで
基本エネルギーカード(炎エネルギー、水エネルギーなど)は、何枚でもデッキに入れられます。 極端な話、60枚すべてを基本エネルギーにすることもルール上は可能です。
一方、特殊エネルギーカード(例:ダブルターボエネルギー)は、**同名で4枚まで**の制限がかかります。 エネルギーもカード名で管理されるため、特殊エネルギーには注意が必要です。 初心者が間違いやすいポイントなので覚えておきましょう。
「かがやくポケモン」はデッキに1枚まで
「かがやくポケモン」は、デッキに1枚だけしか入れられない特別なポケモンです。 これはカード名に関係なく、「かがやく」という特性を持つポケモンすべてに適用されます。
たとえば「かがやくゲッコウガ」と「かがやくリザードン」を両方デッキに入れることはできません。 どれか1種類、1枚のみ採用可能です。 デッキ構築時には必ずチェックして、ルール違反にならないようにしましょう。
exカードをデッキに入れる際の注意点
exポケモンがきぜつした際のサイドカードの枚数
exポケモンがきぜつすると、相手はサイドカードを2枚取ることができます。 通常のたねポケモンがきぜつした場合はサイド1枚なので、exはリスクが大きい存在です。
強力なステータスを持つ分、倒されたときのリターンも大きいというわけです。 exを使う際は、倒されないように立ち回りを意識することが重要になります。 デッキバランスやサポートカードによるサポートも意識しましょう。
デッキバランスを考慮したexカードの採用枚数
exカードは強力ですが、入れすぎるとデッキのバランスが悪くなることもあります。 特に、たねポケモンや進化ラインを無理にexに寄せすぎると立ち上がりが不安定になります。
基本的にはメインアタッカー用に3~4枚、サブアタッカーやサポート用に数枚、 バランスよくexと通常ポケモンを組み合わせるのが理想です。 デッキ全体の動きをイメージしながら、ex採用枚数を調整しましょう。
進化前のたねポケモンの必要性
exポケモンには進化が必要なカードも多く存在します。 たとえば「リザードンex」を使うなら、「ヒトカゲ」「リザード」の進化ラインが必須です。
これらの進化元ポケモンをきちんとデッキに組み込まないと、exカードを場に出すことすらできません。 進化ラインは必要な枚数をしっかり確保しておくことが重要です。 exを活かすためには、下準備も丁寧に組み立てましょう。
初心者向け:exカードを使ったデッキ構築のコツ
メインアタッカーとしてのexカードの選び方
デッキに入れるexカードは、できるだけ火力や特性に優れたものを選びましょう。 メインアタッカーにふさわしいexは、盤面を制圧できるパワーを持っています。
例として「ミライドンex」や「リザードンex」など、強力なアタッカーが挙げられます。 デッキの戦い方に合ったカードを選び、役割を明確にしておくことが大切です。 無理にexだけにこだわらず、通常ポケモンとのバランスも意識しましょう。
サポートカードとの組み合わせでexカードを活かす
exポケモンは強力ですが、サポートカードと組み合わせることでさらに真価を発揮します。 たとえば、「ナンジャモ」や「博士の研究」などの手札補充系サポートと相性抜群です。
また、エネルギー加速サポート(例:モミ、ネストボール)を活用すればスムーズに展開できます。 デッキ構築時はex単体の強さだけでなく、サポートとのシナジーも考えて組みましょう。 これがデッキの安定感と爆発力を大きく左右します。
exカードの枚数とデッキの安定性の関係
exカードは強力ですが、デッキ内に占める枚数が多すぎると動きが重くなるリスクもあります。 特に進化前たねポケモンやエネルギー確保が追いつかず、序盤に事故る可能性が高まります。
exカードはメインアタッカーを中心に3~4枚程度、サブアタッカーに2~3枚程度がバランス良好。 デッキの回転率やサイドプランも意識しながら、無理のない構築を心がけましょう。
まとめ:exカードの枚数制限とデッキ構築のポイント
同名のexカードは最大4枚までデッキに入れられる
ポケカでは、同じ名前のexカードは最大4枚までデッキに採用可能です。 これは通常ポケモンと同じルールであり、公式大会ルールにも明記されています。
exだからといって特別な枚数制限があるわけではありません。 安心してデッキに採用できますが、枚数管理はしっかり行いましょう。
異なる名前のexカードはそれぞれ4枚まで採用可能
「リザードンex」と「リザードン(通常)」は名前が違うため、それぞれ4枚まで採用できます。 また、テツノカシラexとテツノイサハexのように、完全に異なる名前のカードも同様です。
このルールをうまく活用することで、より多彩なデッキ構築が可能になります。 ただし、進化ラインやエネルギーバランスにも気を配りましょう。
デッキバランスを考慮してexカードを適切に採用しよう
強いからといってexカードを詰め込みすぎると、逆にデッキが不安定になります。 メインアタッカー、サブアタッカー、サポート要員の役割分担を意識して、 exカードも適切な枚数でバランスよく採用しましょう。 強力なカードを最大限活かすためにも、デッキ全体の動きを意識した構築が大切です。